木質バイオマス発電/ガス化発電の新宮エネルギー

WOOD BIOMASS POWER GENERATION

政府が推し進める再生エネルギーの内、森林・林業再生／地域振興に直結するモデルが「木質バイオマス発電」です。

中でも、木質バイオマスの「ガス化発電」は、小規模でも導入でき、発電効率に優れた（＝高収益な）発電法です。

木質バイオマス発電とは

木質バイオマス発電の仕組み・特長

木質バイオマス発電は、大別すると、バイオマス発電を直接燃焼させるタイプと、ガス化させてエンジンを動かすタイプに分かれます。
さらにガス化させるタイプは、発電機を駆動するための動力発生の方式によってタイプが分かれます。

木質バイオマス発電の仕組み・特長

バイオマス燃料（チップ）をガス化炉で蒸し焼きにし、高温での加熱分解によって発生した可燃性ガスを浄化後、それを燃料ガスとしてエンジンを駆動させ発電する。

バイオマス燃料（チップ）

燃料を高温蒸し焼きし、可燃性ガスをつくる

燃料を高温蒸し焼きし、
可燃性ガスをつくる

可燃性ガスを燃料にエンジンを動かして発電

可燃性ガスを燃料に
エンジンを動かして発電

ガス化発電方式

チップを高温で分解した木質ガスで、レシプロエンジン発電機（自動車などと同様のピストン・エンジン）を回します。

任意で発電出力の制御が可能（ガスの発生量変化に対応可）なので、木質ガスのみで高い発電効率で安定したエンジン稼働が可能です。

スチームタービン発電

チップを燃焼したときの熱でスチームを発生させスチームタービン発電機を回します。スチームタービン方式は、大型の発電所に向いており、小型（5MW以下）のバイオマス発電所では発電効率が低く推奨されていません。

日本の地域・農村に適しているのは、「ガスエンジン方式」です

森林の多い欧州での導入実績も多く、日本の山林地域・農村でも無理なく導入でき、
燃料材の長期間安定供給が可能な、「ガスエンジン方式」が、もっとも適していると弊社は考えます。

私たちのエンジニアは、バイオマスガス化発電プラントに23年という実績を積んできております。

木質バイオマスガス化発電技術についても、チップのガス化プロセス（特にタール除去技術、安定稼働およびメンテナンス性）については、各メーカーについて評価・確認して選定してまいりました。

これらの経験を積んだ弊社のエンジニアは、木質バイオマスのガス化発電に必要な「高い技術力」と「メンテナンススキル」を有しており、導入の検討から稼働後のメンテナンスまで、しっかりとしたサービスを提供することができます。

新宮エネルギーが手掛ける木質バイオマス発電の特長

これまでのガス化発電装置メーカーは、大半が海外メーカーとなっており、輸入リスク、技術情報の不足、20年間のアフターサービスの持続性に不安面がありました。今回FORTES日本の設立により国内のバイオマス発電事業者様へより迅速で確実なサービスを提供致します。

近畿圏内のメタン発酵ガス発電施設用電気設備他：9件